音楽はどこから始まったのか

音楽について考えてみると私は、音楽というものは人間の本能に備わっている気がします。 音楽や絵を書く、踊るといった行為は、人間が太鼓の昔から行ってきており、人間の感情を満たすものなんだと考えています。 紀元前3000年頃のエジプト文明では、すでに儀式や祭りのときに、さかんに音楽が演奏されれいたようです。 その証拠に、ピラミットの遺跡の中から、ハープ・リラ・あしの縦笛・クラリネットなどの楽器が発見されています。 さらに、壁画にも楽器演奏のようすが、沢山描かれています。なんと、象形文字による楽譜らしきものも残されています。
やはり、音楽というのは、人間の生活と切っても切れないもののように感じます。 どんなに世の中のテクノロジーが発達しても、人間の本質に訴えるものが音楽にはあるように思います。それほど人類と音楽は関わりが深いものように思います。

音楽はコミュニケーション

近頃では、どんな場所に行っても音楽が流れていないということはありません。どんなお店にいっても音楽が流れていませんか。 音楽は、そのお店の雰囲気を作ったりします。たとえば、高級洋服店で、ラップが流れていますか。 やはり、高級洋服店だったら、クラシックか静かな音楽ですよね。音楽は、人と人とのコミュケーションを間接的に助けているのではないでしょうか。 ライブにいっても、あるアーティストの集まりには、同じような集団が集まります。 人間が意識しているあるいは意識していないにしても、音楽を通して、言葉ではいいあわせない人の感情を表す助けをしている気がします。 ファッションもその人の個性を表す助けをしていますが、音楽の趣味はより赤裸々にその人のアイデンティティを表すように思います。 見かけは、違う人同士でも、実は本質ではつながっており、そういったことに気付かせてくれるのが音楽ではないでしょうか。 音楽ってほんとうの個性、あなたが気付いていない個性を表すものなんです。